どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
2025年10月で開催された、硬筆の書写展示会「デジタル書写展」を知っているか?朝活のルーチンワークのひとつとして、6年間も手描き文字を書き続けた人の作品が展示されていた書写展があったんだ。ひたむきに字を書き続け、成長し続けるという、本当に素晴らしい企画だったんだよ。
そこで今回紹介するのは、それとは真逆な話だ。
なんと、寝る前に書いた書道を展示したワールドがあるんだよ。実際に行ってみると、意外にも深みのある作品ばかりで、思わずうなってしまうんだ。
というわけで、今回は深夜のテンションで書かれた書道展示会「あんだーぐらうんど書道展」を紹介するぞ。
「上手くなりたい」とか「字を綺麗に書きたい」といった、堅苦しいコンセプトではないんだ。想像以上にフリーダムで面白いから、行ってみて損はないぞ。
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あんだーぐらうんど書道展とは

緋鳥見ねこさん(@FireBirdwatcher)が、寝る前にSNSへ投稿していた書道作品を集めた展示会ワールドだ。書道作品といっても、実際に筆と半紙で書いたものではなく、VRChatのワールドに設置された書道ギミックを用いて書かれたものだという。
コンセプトは『梅田の地下22階が猫に不法占拠されとるんやけど・・・』


駅の地下通路を模した展示会場が特徴で、壁には書道ギミックで描いた画像と、VRChat内で撮影されたスクリーンショットがずらりと展示されている。深夜テンションで書かれただけあって、一癖も二癖もある作品ばかり。ジワジワくる笑いと妙な深みが、同時に脳を刺激してくるのが面白い。

なぜ、こんなカオスな書道展にしたのか?その理由は、かつてテレビ番組「探偵!ナイトスクープ」に登場した、手作り感満載の謎テーマパーク「パラダイス」に憧れていたからだそうだ。奇怪なオブジェクトが次々と目に入り、思わず困惑してしまう・・・あの独特な「パラダイス」の雰囲気が、見事にVR空間で再現されているぞ。
喫茶店もある

「あんだーぐらうんど書道展」の通路を奥まで進むと、突き当たりに喫茶店スペースが現れる。その名も「喫茶 どん詰まり」。シンプルながらも昭和レトロな雰囲気が漂う、味のある純喫茶風の空間だ。

メニューや店内の貼り紙に踊る文字も、しっかりと筆による手書き。作者の並々ならぬこだわりがうかがえる。中でも目を引くのが「特製 ドンズマリーティー」。どこかテンションの低い「どん詰まり」と「ローズマリーティー」をかけたネーミングセンスには、思わずクスッとさせられる。
企画展もある


「あんだーぐらうんど書道展」の見どころは、メインの展示だけではない。ユニークな企画展も用意されているのだ。現地点(※記事執筆時)では、「FISH!(釣りワールド)」の体験談や、最近観た映画をネタにした書道作品が展示されている。
釣った魚のイラストやそれをモチーフにした創作文字、映画の感想ネタなど、バリエーションも実に豊か。「VRやリアルで体験した出来事を文字にして表現する」という取り組みは素晴らしく、クリエイターなら間違いなく創作意欲を刺激されるはずだ。
随時更新あり!

一度ワールドを作って終わり・・・ではないのが、この展示会の面白いところ。「あんだーぐらうんど書道展」では、今後も随時アップデートされていく予定だという。
作品の追加や最新情報については、作者である緋色見ねこさんのX(@FireBirdwatcher)を要チェックだ!
作品作りを支える「書道ギミック」の魅力

作者が作品作りで使用したワールドギミック「Efude – 書道ギミック」には、筆のサイズ変更や滲み、色変え、透明度調整といった基本機能に加え、便利な機能が付いている。
「MODE」を1回押すとバランスを撮るのに役立つ赤いグリッド線が表示され、もう1回押すと、カメラを近づけて作品ごとスクリーンショットで撮影できるようになっているのだ。
「あんだーぐらうんど書道展」の会場内にも、この書道ギミックが設置されているので、訪問した際はぜひ自由に字や絵を描いて、撮ったショットをSNSに投稿してみてほしい。
最後にレビュー

今回は、独特な世界観が光る書道展示ワールド「あんだーぐらうんど書道展」を紹介した。
VRChat上の書道ギミックを活用して作品を生み出し、精力的に発信しているクリエイターがいるというのは実に興味深い発見だった。このギミックは、単に綺麗な文字を書くだけのツールにとどまらない。ウマヘタにとらわれず自由に表現したり、思いつくままにイラストを描いたりと、表現の幅を大きく広げてくれる。
書道の自由さといえば、過去に話題となった「ゆるゆる書道バトル」を思い出す人もいるかもしれない。完璧じゃなくても表現できるというフリーダムさが、作品の魅力を一層引き立てているのだ。味のある文字とネタ要素が組み合わさることで生まれる、独特の「カオス感」も実にジワジワくる。作者が「探偵!ナイトスクープのパラダイスを作りたかった」と語るのも、現地を訪れれば深く納得できるはずだ。
夜活として、深夜のテンションで自由奔放な字を書き続けるスタイルというのも悪くない。これからも毎日作品を生み出し続ける緋鳥見ねこさんの活躍から、目が離せないだろう。
あんだーぐらうんど書道展/Underground Shodo Exhibition
ワールド製作者
緋鳥見ねこ@Neko
対応プラットフォーム
VRChat・PC&Quest(Android)対応
ワールドURL
https://vrchat.com/home/world/wrld_e62ba1e6-eae7-4e05-9468-491f9bb681a0/info
解説
作者がこれまで書いてきた書道作品を展示するワールド。名前だけにちょっぴりカオスな要素が入った、独特で深みのある作品がクセになる。
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