これがホラーワールドか!?メタバースの企業「星島工業工場見学」レビュー【VRChatワールド】

工場見学が楽しめるホラーワールド星島工業工場見学
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どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!

最近ネタ切れに困っていて、いろいろ情報を漁っていた時、ちょっと気になるワールド「星島工業工場見学」を見つけたんだ。

VR世界にある企業の工場見学が体験できるという、一見すると変わったコンセプトのホラーワールドなんだけど、正直どこがホラーなのかさっぱりわからなかったんだよな。

しかし、公開当初はバズっていたらしく、口コミでも「怖いけど、面白かった」「じわじわくるほど怖い」といった声が多く上がっていたんだ。

そこで今回は、メタバース(VR空間)上で工場見学が楽しめるワールド「星島工業工場見学」のレビューをお届けするぞ!

最初は普通の工場見学だと思っていても、巡っているうちにだんだんと空気が怪しくなっていく・・・。派手に驚かせるというより、じわじわと不気味さが押し寄せてくるタイプのホラーワールドだからな。騙されたと思って、一度は見に行ってみるといいぞ。

注意

この記事で紹介するのは、ただの工場見学ではなく、ホラーワールドです。

一部、ゾッとするような恐怖表現が含まれているため、苦手な人はブラウザバックをおすすめします。

「星島工業工場見学」とは?

架空の鉱物が展示

その名の通り、工場の製造ラインを擬似体験できる”企業公式風”ワールドである。VR空間で企業の歴史を学び、様々なギミックに触れ、時にはクイズにチャレンジ。

一見するとよくある社会科見学系ワールドだが、説明書きには「ホラー表現に注意」という不穏な一筆が。このギャップこそが、本ワールド最大のポイントなのだ。

「星島工業株式会社」とはどんな会社なのか?

仮想と現実を繋げる素材、メタニウム
星島工業は、メタニウムでメタバースを支える企業です。

「星島工業株式会社」は、架空の鉱物「メタニウム」を利用した技術で、メタバース内のあらゆるものを製造する企業だ。

設定によれば、メタバースに存在する全ての物質は、地下2000mから採掘された天然鉱石を「情報化(精製)」し、仮想空間へ「配置(製品化)」したものだという。

あれも星島、これも星島
星島工業株式会社の概要

家電から家具、細かな部品に至るまで、全てがこのメタニウム製。専属デザイナー集団が日々高品質な製品をメタバースへ送り出しているという。

設立は1914年。VR世界の中では驚くほどの老舗企業であり、その事業内容を見る限り、一見して「極めてまっとうな製造系メーカー」である。

まずは入館用の写真撮影

入館用の写真

見学を始める前に、まずは受付横のフォトスポットで入館用写真を撮影しよう。アバターの身長に合わせてカメラの高さを微調整できるスライダーが設置されており、設計は非常に親切だ。

「見学が終わったらこの写真が入館証になるのかな?」などと、この時はまだ、誰もがそんなのんきなことを考えていたが・・・。

ギミック体験とクイズに挑め

アヒルをクリックして増やそう
クイズと操作で開放できない

ワールド内はクイズと体験要素が主体となっており、これらをクリアしなければ先へ進めないロックが備わっている。

フロア内の掲示物を隅々まで読み、仕掛けに触れる必要がある。特に、コピー技術を使ってアヒルを増殖する体験は、絵面的に大変なので覚悟してほしい。

はぐれ厳禁!大型ワープゾーン

大型ワープゾーンのエリア。

工場内をスムーズに移動するため、全員で一斉に移動できる「大型ワープゾーン」が完備されている。メンバー全員がワープゾーンに入ったことを確認してからボタンを押すという、グループ見学への配慮が行き届いた設計だ。

・・・繰り返すが、一見すれば「親切すぎるほどホワイトなVR工場」なのだ。ここまでは。

“本物のメタバース工場見学”を体験するなら京セラ!

京セラファインセラミックワールド
京セラ工場の内部
京セラ工場内のクイズ
京セラ工場の憩いの場エリア

「星島工業工場見学」のような企業公式風ワールドも面白いが、VRChatにはガチの企業が手掛けた公式ワールドも存在する。その筆頭が、京セラが展開する「Kyocera Fine Ceramics World⁄京セラ」である。ここでは、同社の核心技術である「ファインセラミックス」を、VRならではの視点で学ぶことができる、大人の社会科見学気分を楽しめるのだ。

京セラはこれ以外にも、携帯端末の仕組みや光ケーブルの技術を紹介するワールドなど、複数の公式ワールドをリリースしている。

「星島工業」でメタニウムという架空の物質に触れた後には、ぜひ京セラのワールドを訪れてみてほしい。現実世界の文明を支える「本物の技術」がいかにエキサイティングであるかを再発見できるはずだ。企業公式ならではのクオリティの高さと、メタバースの本気度。工場見学マニアならずとも、一度は足を運ぶ価値があるだろう。

Kyocera Fine Ceramics World⁄京セラ(PC&Android対応)

https://vrchat.com/home/world/wrld_a61c5bb6-946a-42ca-a115-3200757aec47/info

Kyocera World Portal⁄京セラ(PC&Android対応)

https://vrchat.com/home/world/wrld_69f4d08d-e94d-4fe3-8f4a-d4a7c3707e7a/info

じわじわ来る系のコンセプトホラーワールド

この「星島工業工場見学」の本質は、クイズを解いて進めるような、のどかな工場見学などではない。むしろ、掲示される説明を疑いもせず信じ込むほど、後戻りできない深淵へと引きずり込まれる「じわじわ来る系」のコンセプトホラーワールドだ。

何も知らないプレイヤーが「おっ、社会科見学か」と軽い気持ちで足を踏み入れれば最後。終盤に待ち構える”想像を掻き立てられるような恐怖”が容赦なく襲いかかる。ホラー耐性に自信がない者は、このワールドに入る前に十分な覚悟が必要だ。予備知識なしで挑むことの代償は、案外高くつくかもしれない。

2週目で遊んでみると・・・

一度ゴールまでたどり着いたなら、ぜひその足で2週目に挑戦してみてほしい。

入館用の写真、ワープやリスポーンを繰り返すその合間、初見では見落としていた「違和感」の正体が、ゴール地点にある掲示物を読むことで一気につながるはずだ。

「あの仕掛けには、そういう意味があったのか!」

真実を理解した瞬間に押し寄せる、血の気が引くようなカタルシス。このワールドの真の姿は、2週目にこそ隠されているのである。

最後にレビュー

今回は、静かに、そして確実に恐怖があらわになっていく工場見学系ホラーワールド「星島工業工場見学」について紹介した。

ワールドの雰囲気は京セラの工場見学ワールドを彷彿とさせ、特にAndroid(Quest)対応のホラーワールドとしては、群を抜いて質が高い。この安定感こそが、後の恐怖を増幅させる見事な舞台装置となっている。

序盤こそ「VR企業の擬似体験」として純粋に楽しめるが、説明を読み解くことに怪しい影が忍び寄り、”理解”が恐怖へと反転するプロセスが秀逸だ。「工場見学だと思ったら、ただのホラーワールドだった」と、良い意味で裏切られたプレイヤーも少なくないだろう。それゆえ、純粋な性格でホラーが苦手な知人に勧めるのは、少々酷かもしれない。

一時の楽しい工場見学の裏側に隠されているのは、「メタバースで生きる」とはどういうことか?という、我々ユーザーに突きつけられた重い問いだ。単なる驚かしに留まらない、深みのある一作である。

星島工業工場見学

ワールド製作者

YM[ワイエム]

対応プラットフォーム

VRChat・PC&Quest(Android)対応

ワールドURL

https://vrchat.com/home/world/wrld_1ef8aa55-5469-4866-b8db-8032c33baa24/info

解説

VR空間上で、仕組みやクイズを通じて学びながら体験できる、工場見学型の企業風ワールド。仕組みを知っていくうちに、どこかおかしな違和感を覚えていく。ホラー表現に注意。

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