どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
最近、X(旧Twitter)で海外ユーザーの投稿が自動翻訳されるようになったよな。その影響もあってか、海外の人が私のブログを読んでくれているようだ。これはなかなか面白い変化だ。
そんな中で、「これを紹介してくれ!」と海外ユーザーのクリス・ペルナットさん(@musicianchris1)から問い合わせが来たんだ。送られてきたメッセージに記載されていたURLの動画を見てみたんだがーータイトルが「VRChatの歌」だ。
正直なところ、最初は「ネタ動画かな?」と思った。少しピンと来ないタイトルだが、実際に見てみると印象は違ったんだ。
この歌を歌っているのは日本人シンガーのSaKyさんで、作曲はクリスさん。ミュージックビデオは、VRChatを楽しんでいる様子をそのまま使い、歌詞を付けたシンプルな構成になっている。
「VRChatの歌」の内容は、「時間も現実も忘れて楽しむもの」というテーマらしい。「VRChatに時間を費やすなと言われても、悪く思わないでくれ」という思いが込められている。そのため、歌詞には「バカにしないで 今忙しいのVRChat」という一節があるんだ。
歌詞の中に引っかかるのは、「私のことを悪く言わないで、そんなこと言わないで」というメッセージだ。ただ私には少し違う意味にも感じられるんだよ。
確かにVRChatは、夢中になって時間を忘れたり、嫌なことを忘れてVRの世界に没頭したりすることもある。ゲームワールドで遊んだり、イベントをハシゴして楽しんだりするというイメージなら理解しやすいだろう。
しかし、私が知っている日本のVRChatの実情は、言葉で説明しづらいものが多くて、一般の人に勧めるのは難しいと感じることもある。YouTubeで見かけるVRChatの人気動画は一見面白そうに見えても、センシティブかつ過激な内容が多く、「こりゃ勧められないな」と頷いてしまう。
だからこそ、日本人ユーザーからすると「私のことを悪く言わないで」という歌詞に対して、別の理由でツッコミを入れたくなるのも無理はないだろう。
ただ、この動画に写っているVRChatの姿は少し違う。ただ何気に過ごしているだけだ。時間を忘れ、ただその場にいる。海外ユーザーにとっては、こうした過ごし方が普通なのかもしれない。
思い返せば、この投稿を思い出す。
日本のVRChatは、ワールドを作っただけではなく、文化そのものを作ったVRChatだと思っています。
海外のVRChatはもっと個人やフレンド単位で楽しむ感覚が強い一方で、日本はイベント、接客、集団遊び、継続運営まで含めて一つの社会を作ってきた。
だから自分には、もう別のVRChatに見えます。— Wu Xu (@xuwu) 2026年4月15日
海外ユーザーから見ると、日本のVRChatはかなり特殊だ。私たち日本人にとっては、ワールドやアバター制作だけでなく、イベント運営や接客、ロールプレイ、コミュニティの運営なども当たり前の文化になっている。その独特な盛り上がりに、海外ユーザーも驚いていたんだよ。
日本人のコミュニティは、私が知らないものも含めて星の数ほどあって、それらを一堂に集めて盛り上げる企画やリアルイベントもある。まさに一つの大きな社会が出来たと言える。
文化が違えば、楽しみ方も変わる。それを映像として見せられると、「なるほどな」と納得してしまうんだ。
日本と海外で文化が異なっていても、現実と時間を忘れて楽しむという本質は変わらない。
それがVRChat。Steamで無料です。
(いくら無料だからって、適度に楽しむものだ。無駄使いはほどほどにな。)

