どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
最近、VRChatとかソーシャルVRを取り上げるテレビ番組って、めっきり見かけなくなったよな。「金曜日のメタバース(略称:キンメタ)」が去年の秋で終わっちゃったのは、正直残念だったな・・・。でも実は、福岡にはキンメタに近いローカル番組があるんだ。
その名も「エンタテ!区(読み:エンタテック)」だ!
この番組は、VRChatといったソーシャルVRの特集だけじゃなくて、企業や個人を問わずVTuberやeスポーツ、アイドルまで幅広く、最新技術とエンタメを融合した”デジタルカルチャー”を取り上げているんだよ。
そこで今回は「エンタテ!区〜テレビが知らないe世界〜」を軽く紹介するぞ。
「エンタテ!区〜テレビが知らないe世界〜」とは

Vketにも登場!
AIやロボット、VTuber、VR、ドローン、eスポーツなど、様々なテクノロジーとエンターテイメントを融合させた”デジタルカルチャー”をテーマにしたローカル深夜バラエティ番組。福岡のテレビ局RKB毎日放送で放送されている。
番組内容は幅広く、最新の科学技術を紹介するだけでなく、実際に体験することにも踏み込んでいる。
例えば・・・
・エンジニアや企業の社長、VTuber、プロゲーマーとの対談
・eスポーツの紹介や大会の模様
・最新テクノロジーの体験リポート
・ロケによる街頭インタビューや街ブラ企画
・・・など、取り上げるジャンルが幅広く、テクノロジーを身近に感じさせる工夫がされている。特にVTuberやVR関連の話題も取り上げられており、ネットカルチャーをテレビで扱う貴重な存在だといえるだろう。
さらに驚きなのは、この番組が2019年4月にスタートし、すでに6年近く続いているという。地方発の深夜番組でここまで長寿なのは、いかに”デジタルカルチャー”へのニーズがあるかを物語っている。
テレビ番組といえば従来型のエンタメを想像しがちだが、「エンタテ!区」はネット文化とテクノロジーを取り込みながら独自の路線を突き進んでいる。まさに「テレビが知らないe世界」をリアルに伝えてくれる番組だ。
ソーシャルVRと深い関係
「エンタテ!区」では、VRChatをはじめとするソーシャルVRを積極的に特集してきた。蕎麦屋タナベ氏のようなVR界隈で著名なインフルエンサーを紹介したり、バーチャルフォトグラファーをピックアップしたりと、内容はかなり濃い。さらには、お笑い芸人がバーチャルマーケットのワールドで擬似デートに挑戦する企画まであり、ローカルテレビ番組としては異例ともいえる攻めた構成だ。中にはresoniteも取り上げた回まであったというから驚きである。
ただし、この番組が見られるのは福岡と佐賀の一部エリアに限られている。TVerやネット配信も一切なく、他県のユーザーは視聴できないのが実情だ(※)。そのため、放送エリア外のVRユーザーからは「番組を見たい!」という声がSNSで多数上がっていた。
地方発ながらソーシャルVRにここまで踏み込んだ番組は極めて稀であり、まさに“隠れた名番組”と言えるだろう。
※例外としてケーブルテレビで視聴できた地域は除く。
エンタテ!区 XR文化祭 supported by V.inc
『エンタテ!区〜テレビが知らないe世界〜』をコンセプトにしたリアルイベント。VRChatをはじめとするVRコンテンツやCGと現実を融合するMR技術など、バーチャルに関わる企業・団体を紹介する場である。「見て・触れて・体験できる」企画を通じて、デジタルとリアルが融合する新しい文化を来場者が体感できるのが魅力だ。
このイベントはRKB毎日放送が主催する「カラフルフェス」と併設で開催されており、VR界隈で知られる企業・株式会社Vがイベントをサポートしている。テレビ番組だけでなく、リアルの場でも”デジタルカルチャー”を直接味わえるのは非常に貴重である。
ローカル発信でありながら、ここまでバーチャルと現実を融合させた企画は他に類を見ない。まさに”テレビが知らないe世界”を、肌で感じられるイベントだ。
開催日時
2025年10月11日(土)〜10月12日(日) 10時〜17時
会場
福岡タワー2階 タワーホール
入場料
無料

Vket2023パラリアル博多・RKB毎日放送社屋
エンタテ!区テレビが知らないe世界
放送局
RKB毎日放送
公式Webサイト
公式X(Twitter)
放送日時
木曜24時56分
放送エリア
福岡県、佐賀県(※一部のエリア)
2026年5月25日追記:番組終了
2026年5月25日、『エンタテ!区〜テレビが知らないe世界〜』が、6月21日をもって放送終了することを発表された。
2019年2月の放送開始から約7年間にわたり、最先端のデジタルカルチャーを発信続けてきた。特にコロナ禍以降は、VR空間での取材を本格化。VRSNSやバーチャルイベント、VTuber文化など、”現実とは別の場所で生まれる文化”をテレビメディアとして丁寧に取り上げてきた。
当時、「VR空間をテレビが本格的に取材する」という動き自体がかなり珍しく、多くの視聴者にとって新しい世界へ触れる入口になっていた印象がある。
だからこそ、日本国内では数少ない”VRSNS文化を継続的に扱ってきた番組”が幕を閉じることに、寂しさを感じる人も多いだろう。
7年間、本当にお疲れ様でした。デジタルカルチャーの記録をテレビという形で残し続けてくれた功績は、とても大きかった。
参考資料(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000067667.html

